策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

韓信の剣


一日一策瑜 
韓信の剣」

『太平御覧』《剑中》 陶弘景《刀剑录》曰:吴孙权赤鸟中有人得淮阴侯韩信剑,帝赐周瑜
呉の孫権の赤烏年間中(238~251)、ある者が淮陰侯韓信の剣を発見した。帝はこれを周瑜に下賜した。
韓信と言えば、楚漢戦争の立役者ですよね。そしてあまりに功績が多大なこともあって叛臣として粛清されてます。
建安十五年年に亡くなっている人に赤烏年間に剣を下賜する?批判もあるようです。
しかし、韓信の剣という半ば呪いのアイテム(名将の名誉と叛臣の不名誉をあわせもつ)をさすがの名剣コレクターの孫権も持っていることに不安を覚えたのでしょう。
ドラえもんに泣きつくのび太君の如く、義兄に下賜することで名将を讃える意味合いを強くしていると思われます。
他の生存している家臣に渡すと、
「お前裏切るつもりだろ?」
と、disりとらえかねませんからね。
大体ねぇ、名剣欲しさに盗掘盗墓とかしちゃいかんのですよ。孫権くん。
プレゼントとしては最悪よ。