一日一策瑜
「三国志オタク倶楽部 其の一」
策瑜好きというか、三国志好きな人は過去にもたくさんいたでしょうが、文献ではっきりわかるのはこの人。
蘇軾さんです。
政治家、詩人、画家、書家そしてグルメだったり文化人の極みみたいなひとです。
辺鄙な所に流されても焼畑つくったり、
「ライチ美味しいからまぁいいや」
と詩に詠んだり、腹ペコでも空気吸ったらうまいとか…もう人生極めてます。
その蘇軾のお友達が李邦さんでやっぱりこの人も三国志オタクらしく、
「周瑜二十四经略中原，今吾四十，但多睡善饭，贤愚相远如此。」
（周瑜は二十四で天下を狙う経略を持っていたのに、今私は四十でただよく眠りよく食べる、賢愚の相遠いことこのようだ）
と嘆きました。
「うちの子は元気で楽しくやってます、そうそうわからないものですよ」
と蘇軾さんは優しく答えてます。
他にも赤壁に聖地巡礼したり、「擬孫權答曹操書」という孫権になりきって曹操に答える文章とか創作してます。
最先端の三国志オタクでしょう。
