策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

吉川永青先生『戯史三國志 わが槍は覇道の翼』


一日一策瑜 

吉川永青先生『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』

朱治が芋!?
孫堅と大食い競争!
パツキンの嫁!
なんかもう、怒濤の衝撃波攻撃をくらいます。
程普が主人公という、なかなか渋い作品です。
孫策孫権の臣下の目線から描かれてきた三国志はあれど、孫堅代の三国志って珍しいかもね。
孫策は結構甘やかされてて、自信を取り戻す過程がみんなお膳立てされてんのね(笑)成長するタイプなの。
孫権はすでに君主として出来上がっている。
周瑜の初登場の
「高貴なる女のように美しい面持ち」
という例えはいいですねー。
策瑜は仲良いです。
そこを気にくわないんだな程普さんは。
周瑜は席順でも気遣う。
でも、気遣われるのすらも嫌な程普さん。
面倒くさいおじさんね。
でも中年から壮年の悲哀、わかるわ~。
この作品で一番、いいな!と思ったのはラスト一行がカッコイイの。
呉のエキスがつまった一番搾り的なフレーズがグッときます。