策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

クマ in the cats🐱


以前、紹介で書いた『呉書 三国志』の著者である
斎藤洋先生の『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズは児童書の枠を超えたエンタテインメントであり、教訓を含んだ大人も読んでも差し支えない立派な作品です。
杉浦範茂先生のイラストもステキ💓

わたし、イッパイアッテナになら貢いでもいい…。
かつをぶしちょっとだけ。
(けちくさい)
任侠道かつインテリジェンスなネコって最強じゃない?ケンカも強い。犬に勝てる。(負けもあるが)
弟分の主人公、ルドルフもイッパイアッテナの指導よろしく成長していく。
その中で、ブッチーというネコをバカにしちゃうんですよね。ルドルフが。覚えたての文字で嬉しくなって。
「知識をそんなことに使うな、最低のインテリのやることだ」って叱るイッパイアッテナ師匠がかっこいい。よろめいちゃう。
わたしの中で、イッパイアッテナが過剰に美化されているのは、「クソババア」等過激な愛情表現で有名な毒蝮三太夫さんが、NHK教育で読み聞かせコーナーをやっていたんですよ。紙芝居形式で。
それが、味わい深くて最高でした。
イッパイアッテナの粋な感じも、ルドルフの無垢な感じもブッチーのお調子者も演じ分けていて、至芸でした。
(YouTubeで出逢えたらラッキー)

映画も出たんです。

放映時観にいきました。小学生より泣いてました。
ポケットティッシュ使い切り。

お話は少し変えられていましたが、原作の良さを損なうことなく面白かったです。

ここで、非常に気になることが。
原作にも、映画にも熊先生という小学校の優しい先生がでてくるのですが、これが、田亀源五郎先生がデザインしたのではないかと勘ぐるほど、田亀先生テイスト。

毛深さではこの系統かな。
ねっちり毛を描いてるのクマ先生の。
この映画、ゲイ向け?と思いました。
絶対モテるよクマ先生。

わたし、大昔にロマンジュネというジュネ(乙女誌)とさぶ(ゲイ男性誌)の間みたいな雑誌でうっかり、「竹の家」という田亀先生(ペンネームはかえていらした)の衝撃的な作品を読んでしまい、あまりの主人公への仕打ちにびっくりしました(純粋だったのね…)それも、漫画でなくて、小説でした。
マゾ奴隷に仕込んだと思ったら、手放して売られていくの。ドナドナですよ。
えっ、愛は芽生えないの?子どもの価値観では計り知れない世界がありました。

話は脱線しましたが、クマ先生があまりにも性的すぎて気になるという話でした。

これ好きだったな。