臨時 一日一策瑜 西田大輔先生『RE-INCARNATION RE-SOLVE（リザルブ）』脚本＆DVD
袁紹さまかっこいいー！
いきなり一日一策瑜なのに、袁紹さま（この作品と無双の袁紹はさまをつけたくなる）
俳優さんもいいんですけどね、脚本でも友だったり、未来を彼なりに想う姿がかっこいいんですよ。袁家ファンはDVDで是非見て欲しい。（袁術も悪なんですけど、それもゲスい悪なんですが、役者さんがいいのですよ）
そして、策瑜です。このリンカネシリーズの周瑜は女性なんです。しかも孫策の許嫁！公認！お父さんの孫堅も公認！孫権はちょっと片想い的な雰囲気（笑）
今回は曹操側と袁紹側に分かれて行動し、漁夫の利を狙う感じ？だったのが曹操と袁紹の真意を知り……みたいな。
リンカネシリーズで重要なのが天下を狙える才をもった人間には業が背負わされ、かつ九生龍子という不思議な存在が取り憑く。その名の通り、九人いるらしい。
曹操は憑いているのか憑いていないのか不明で怪しい。（ここRINGDOLLさんの誅魔令と似てますよね。魔が憑いているのか憑いていないのかわからないのが）
周瑜は孫堅が背負っていた業を引き継いでしまう。そして、振り回される。
その上、病気！
何重にも苦しみを背負わされた存在に描かれています。不憫だな……。
でも、DVDの副音声聞くと呉ってリア充爆発しろ、天下なんか狙うなよ扱い…。
そもそも、なんで女性にしたのか、女性の劇団員さんもいるから、武将を女性化しないと役が回らないとか？もあると思いますが、周瑜って義兄弟で描くと、桃園三兄弟と被るから、いっそ女性にしてみたらと思うのでしょうか。（韓国の特撮も女の子だったし）孫策への献身と孫権への忠節が彼の普段の控えめな態度からは女性的な匂いを感じるのでしょうか。（わたしは彼は普段は温厚で優しい人間性を感じますが、赤壁開戦時とかは非常に頭良すぎてクレイジーな部分もあると思えます）
リンカネに話を戻しますね。今作は非常に辛い展開となっております。
孫策の独占欲、そして周瑜への愛と未来が語られます。
でも、それは臨終の言葉で……
「家族を創る」との言葉は周瑜の中では、「呉の国を創る」に変わっていったんじゃないかなと思いました。
策瑜ファンは辛い。
でも、シリーズで一番策瑜成分濃いのリザルブかなとも思います。
DVDいいですよ。
