策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

臨時 一日一策瑜「剣劇三國志演技孫呉」ブルーレイ発売!

届きました!

予約限定販売かと思いきや、通常通販もされているので、買い逃した方はぜひぜひどうぞ❤

https://kengeki-sangokushi-store.com/

 

策瑜ファン必携のアイテムがまたひとつ増えましたね。

海外では違法で観られたり、ao3で二次創作もあったり、その素晴らしさは知られているみたいですが、海外勢もぜひ正規ルートで観て頂きたい!なぜなら次回作につながるから!

 

オーディオコメンタリーが楽しみだったのですが、わりとお三方とも真剣に見入っている様子がうかがえました。

舞台の裏側の移動のお話はみなさんハードですね。

日本刀(反りあり)と今回の直刀の剣の殺陣のやりやすさの違いとか長物のことも興味深いですね。

映像は千秋楽の夜の部がベースでセリフをトチッた部分を編集しているそうです。

配信との違いで思い出せたのは、太史慈孫権が揉み合って、団子🍡を奪われた孫権がヘロヘロになったシーン。後で孫策がやって来て「太史慈はそういう癖があるからな」と太史慈に流れ弾的なことを言われちゃったのですが、カットでした😂

太史慈の名誉は守られました?

 

寄りのカメラワーク!

息をのむ雪のシーンの美しさ!静かに降る雪に見える!

船に美しい細かな装飾がなされていたのとか、ライティングの細かな演出が配信のときには気づかなかった部分までわかって楽しめました。

 

いっぱい売れて続編できたらいいですね。多忙な方なのは承知なので数年待ちで。

 

二宮の変まで言及されていて、「呉を滅ぼしたのは孫権です」と明言されているのさすがでございます。

二宮の変を軽く説明しておくと、孫権は優秀な長男、次男を亡くしました。

三男を世継ぎの皇太子にするわけですが、四男も同等の待遇を与えて可愛がりました。これが間違いの元です。三男派と四男派で後継者争いが始まり、国は乱れ多くの臣下が命を落としたり、左遷されたりしました。これは呉の国力を弱めました。

孫権は死ぬ間際にやっと問題が大きくなりすぎたところで、四男を死罪にし、三男を僻地に追いやり老いてから生まれたかわいい末っ子を後継者にしてしまいます。この一連の事件に暗躍しているのが魯班という孫権の愛娘だったりします。

この辺までが二宮の変です。

この辺もシェイクスピア風味で料理できないでしょうか?

 

おまけで呉の悲しい最後。

まだ幼い末っ子は孫権の死後幼帝として立ちます。もちろん政治的にリーダーシップをとれるわけもなく、臣下が好き放題…。国が荒れました。

この末っ子が帝位を追われ六男が次に皇帝になりますが、あまり政治に意欲的でなく変なオリジナル漢字をつくったり学者肌でした。それも長くは続かず、流刑にされた後自殺していた三男の長男(孫権の孫)が最後の皇帝となりましたが、めちゃくちゃ暴君でした。それも皇帝に推される前には孫策に似ていて英明だと噂されていました。かなりルナティックで視線恐怖症のような感じだったり、人の皮を剥いだり、仏像におしっこかけて見事に仏罰を股間にくらったりする亡君でした。

蜀が滅び、魏が簒奪されて晋となり、晋に攻められ呉は滅びます。

この呉の最後の亡君は孫皓というのですが、かなりキレッキレッに頭も良いけど残虐さも相当だったのです。梅津さんの孫策の狂気のお芝居を観て、孫皓も観てみたいなと思ったりしました。

 

次回は呉じゃなさそうな空気を若干個人的に感じたのですが、魏、蜀でも荒牧さんのつくる三國志ならおもしろいでしょうね。

でも、呉が観たい😊