策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

三国志創作してますか? その二

https://muse3594.hateblo.jp/entry/2020/06/08/070000

最近また小ネタを創作しているので、その時に参考にしている本を紹介します。
前回紹介したものは引き続き使ってます。

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『中国古代の24時間』
これはめちゃ大ヒット本なのでみなさまご存じかもしれませんね。出典が書いてあるのがありがたい。
いろいろと主人公?が動いてしまうので、「あーもうちょっとそこ深掘りしてー」となることもときどきあります。
普通に読み物としておもしろい。

これをさらに小説的にしたのが、
『古代中国の日常生活』
これは中国人の学者さんがたぶん英語で書いた物を、英文学の翻訳家さんが訳しています。なんかいつも、読んでいる中国の漢代の本とは違った語彙かな…と感じます。
遠回りしてきたような感じ。漢字圏にいるからこその違和感ですね。
中身はいろんな職業のひとの一時間を切り取ってこってりその職業について書かれていて面白いです。小説風なんです。前の『古代中国の24時間』よりもフィクション色が強いです。個人的には班婕妤がちらっと出て来たのがポイント高いですね。ドラマ「クイーンズ」では扱いが酷かったですが、彼女こそ保身に長けた才女だと思います。

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曹操曹丕曹植詩文集』
なぜか諸葛亮の出師の表までついてます。謎。まだしっかり読んでませんが、曹丕の女性の身に仮託して書く哀しい詩が謎です。しかも女心がうまいし。当時のスタイルらしいですが。(あまり詩心のない人間の感想)
曹操はわりとストレートだし、自軍を鼓舞したり、政治的意図も見えつつ、やっぱりかっこいい。
曹植は漢字が難しくて、美しい言い回しが多い。宝石をちりばめたみたいですね。

三国志の政治と思想』
ご存じ名士先生の著書です。
ちくま正史だけでは得られない情報もあったりして読み応え抜群です。
名士同士の関係表があるのですが、これよくわからないあるよ。
周瑜虞翻がつながってるあるね。これわからない。
魯粛が線で繋がっているのはわかる。プロにしか手に入れられない文献に周瑜虞翻はお友達関係を示すなにかがあるのか!?
それとも孫策が間に入った共通の友人てこと?謎は深まる。

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『青青子衿』と『青青子佩』
中国語の本です。もし買うとしたら、『青青子衿』のほうが情報は濃いかな。
各時代の漢服(清代は含まれない)が紹介されています。髪の結い方なども興味深いです。どちらかというと眺めて楽しむ本です。

その他、『ある地方官吏の生涯 木簡が語る中国古代の日常生活』も読みました。秦代なので、どこまで漢代と共通するところがあるのかなと疑問は残ります。
兵士の軍隊生活が読んでてかわいそうで涙出ますね。今でも自衛隊の方は裁縫などできるらしいですが、この時代の兵士はズボンを自分で縫って作る(涙)そうじゃないと擦り切れてはけないとか(涙)お金送って下さいだけじゃなくて布送って下さいとか…切実。秦は特に厳しそうだからな…他の国だとどうなんだろう??

あとは漢服で丸襟以前の設定のドラマも増えてきました。それらを観るのも妄想の参考になります。
慶余年の長公主さま、魯班みがありません?

最後は調べても出てこない。漢語資料が読めない場合は、妄想という想像力勝負です。

楽しくレッツ三国志同人創作!!