策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

読みました。『三国志 正史と小説の狭間』

満田剛先生『三国志 正史と小説の狭間』

読み応えありました。
ただ、呉の民としては狭間にあっても、呉はどこか仲間はずれ?主軸は魏と蜀の対決なんだなぁ、と。

ですが、ちょくちょく小ネタがおもしろく充実していて、へぇーの連続でした。
前回の支謙さんのことも詳しく載っていました。
魏と蜀は絹織物、特に蜀は錦官を置いて力を入れていた。呉はよくわからないが(しょぼん)、麻織物が盛んだったと。絹より麻の方が涼しくて好まれたのかな?暖かくて成長効率がいいのかな?

魏延長安侵攻ルートのダメ出しは、わかりやすかったです。
道が悪いという情報、敵にやり手がいる、細作とかいるはずでしょうに、情報戦で負けているのか漢中太守さま。

一番衝撃的なのは走馬楼木簡の解読があと百年はかかると言う話!
壮大だね三代ぐらいかけての大仕事ですね。