読み応えありました。
ただ、呉の民としては狭間にあっても、呉はどこか仲間はずれ?主軸は魏と蜀の対決なんだなぁ、と。
ですが、ちょくちょく小ネタがおもしろく充実していて、へぇーの連続でした。
前回の支謙さんのことも詳しく載っていました。
魏と蜀は絹織物、特に蜀は錦官を置いて力を入れていた。呉はよくわからないが(しょぼん)、麻織物が盛んだったと。絹より麻の方が涼しくて好まれたのかな?暖かくて成長効率がいいのかな?
魏延の長安侵攻ルートのダメ出しは、わかりやすかったです。
道が悪いという情報、敵にやり手がいる、細作とかいるはずでしょうに、情報戦で負けているのか漢中太守さま。
一番衝撃的なのは走馬楼木簡の解読があと百年はかかると言う話!
壮大だね三代ぐらいかけての大仕事ですね。