塚本青史先生の前漢のあたりの作品は好きなんですが、どうも三国志のあたりだと、相性が悪い気がします。
読者のツッコミレベルが濃すぎるがゆえに、独特のオリジナル展開が、突飛に思えてしまいます。
『霍光』も相当ひどかった(武帝が封禅で幼児と山に登って4545ピュッピュですよ。クレイジー!)
それを超えるクレイジー要素を持ってきたのが、『仲達』孔明と司馬懿をどう書きたいの?読んでもよくわかりませんでした。
ただ、孫権だけには悪意を感じたね。
ネタバレ
ヤク中にされる。
その分、長男孫登が名君ぶりを発揮するという、わたしが嬉しい展開がちょっと。
魏はクスリ漬けな奴もいましたからわかりますが、孫権は酒だけで十分です。
ねぇ、呉の民はいつまで虐げられる運命なの?
なんか、こう、呂蒙死後あたりから、まっとうに濃ゆいのを読みたいです。