一日一策瑜
田中芳樹 東郷隆 天野純希 吉川永青 木下昌輝
『決戦!三國志』(敬称略)
「天を分かつ川」天野純希
帯にコーエーのCM付きなので、コーエーテクモからかとおもいきや、講談社から。どうもコラボ企画らしい。
なかなか豪華な作家陣。
「周瑜が出てるよ」とおすすめされた一冊。
周瑜以外の短編も面白かったです。
この周瑜は、ずっと孫策のことを考えている。
考え過ぎて、いろいろタイミングを逃しているんじゃないの?と思いました。
怪我してうなされていても、伯符~伯符~と孫策の夢をみている次第💧この辺は策瑜。
馬忠というキャラクターが出てくるけど、関羽を討ち取ったあの人からかな?
オチをいうと、アレなんで、言いませんが。
孫権がちゃんと成長していてよかったね。
男性作家が書く周瑜だな、という感じ。
田中芳樹の「亡国の後」後と阿斗かけてんのかな?
それとも、のち、と読ませるのかな?
これも、シニカルで面白かったです。
吉川永青さんの文章は並べてみると、ダントツ、クセがありますね。