一日一策瑜 柳宮燐先生まつり其の二
柳宮燐先生『策馬天下』下巻
全編策瑜の少年時代。
読んでいて幸せかつ泣ける下巻。
策瑜の初めての手合わせ(そのままの意味だよw)散々孫策の豪腕にやられた周瑜は最終手段をとります。非常に恐ろしい子どもです。(加冠してるけど)
負けてケロッとしているのも孫策らしさ。
そして、孫堅がカッコいいんですよ。明るくて豪快で。
父を亡くしたばかりの周瑜が孫家の一家団欒を横目で見てそっと席を外すシーンは切ないです。
そして、後漢書記載そのままの悲劇が周家を襲います。
周忠おじ様の「我在為國舉喪」
(私は国の為に喪に服しているのだ)は泣けます。愛息周暉と一族郎党が董卓に惨殺されたのです。
周暉の替わりに故郷を守る立場にもなり、哀しみに涙する周瑜を救ったのはやはり孫策でした。
「怕什麼?你還有我」
(何を怖れる?オレがいる)
「你若不想待在這里、我可以帶你去任何地方」
(お前がもしここに居たくないなら、オレはどこにでも連れて行くぞ)
と跪いたシーンがThe propose💓
斯くして義兄弟となった二人でした。
青年編も描いて欲しかったなぁ…
(拙訳失礼)