シリーズ中国の歴史①「中華の成立」といっても中華料理じゃないよ。
岩波新書の概説書。難しい。新しい試みの構成で書かれた本。
その意気込みはわかる。
でも、かたい。素人には難しいぜ。
古代から唐まで含んでるけど、ほとんど、制度史なのね。
例えば、漢の三傑だったら、張良くらいしかでない。それもテロリストのところ(笑)
人物には頁を割かないのよ。
それでも、ツィッターでも、書いたけど、中央でも地方でも、官府の長官には官府の北側にプライベートスペースがあって、家族を住まわせることができたみたい。
そこは欲しかった情報なので、よかった。
漢の宣帝好きなので、その制度改革も読めたし、その苦労をだめにしていく子孫は滅んでもしゃあないな、と。
昔、ガッコで買わされた中華の概説書とは、だいぶアップデートされてて興味深かったですよ。