一日一策瑜
「断金(たんぎん)」
辞書を引いていて余計なコトに気をとられ何を調べていたか忘れるのはわたしだけでしょうか?
今回見つけたのも偶然の断金、たんぎんと読みます。音楽用語です。
中国では十二律、1オクターヴ内の12音を表し、律管という長さの異なった竹のパイプで調音したものらしい。
十二音それぞれにカッコイイ名がついている。日本では中国とは別の名前をつけていてD#、レ#?が断金というそう。
多分音の上がり下がりが陰陽なので易経からつけているのかもしれませんが、音楽用語で断金、美味しくないですか?昔の雅楽演奏関係者に三国志オタクがいたのかも(笑)
その後、元ネタの歌が↓らしいと判明
神泉苑、風光勝絶なり。
鸞鳥の 舞姿映す鏡の如き 池の面
おもむろに、琴を執り、弾吟また弾吟
鳧(けり)飛び立ち しゅしゅ然たり
突如 響き渡る鐘の音
だから、たんぎん!当て字なんだ。
ありがとうございました。謎が解けた!