策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

伶人先生 同人小説《化蝶(梦蝶)》 瑜喬、策瑜 


一日一策瑜 

伶人先生 同人小説《化蝶(梦蝶)》 瑜喬、策瑜 

これもネット上で読めると思います。今まで紹介してきたのとは違う策瑜で、すれ違う二人です。全編通して莊子の夢の蝶をモチーフに詩的な美しいシーンが続きます。
孫策は大河江山を二人で制覇すること、又周瑜自身をも夢に望んでいます。
一方周瑜はつゆ知らず、黄蓋にからかわれる程の美貌ながら内面は男らしく成長していきます。
話が進むにつれ孫策の想う周瑜像と周瑜の自己を確立して支配されたくない気持ちの二人の齟齬が目立っていきます。
孫策の夫人、大喬小喬も登場し、女人達の諍いで、小喬を庇った周瑜は誤って夫人に撲たれます。怒る孫策に冷静な対応をする周瑜が一層火をつけます。
その後二人きりになり揉み合いになりながら、力では敵わない周瑜からの通告は
「それ以上するなら離れる」
というものでした。己の野心と愛情を秤にかけ、手放したくないため強要するのを諦めた孫策
二人の別れのラストシーンは、二人共に正直過ぎてぶつかり、読むのが辛かったです。
忠義も愛情も欲しかった孫策と欲しいものは自分で選び、獲得したい周瑜
根本では想い合っているのに、哀しいです。

蛇足ですが、周循がかわいい亮瑜の続編もあります。好きな作者さんです。 

是非挑戦してみて🎵
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