一日一策瑜
IF戦記物です。孫策が実は死んでいなかった時点からのスタート。劉備がやたらとキャラクターが立っていて、孔明に「あんた、自分でおもっているより頭よくないんですよ」と言い放つ。
計算高くしぶとい。他にも袁紹、曹操と孫呉の軍は戦っていく。一、二巻は辛かった。ずっと戦争、戦闘描写が続く。たまに出てくる策瑜の麗しい様子でほっと一息できる。三巻目が圧巻ですね。囚われの身の孫策(貞操の心配されてますよ)を必死で助けようと奔走する周瑜 。
(その後で内紛争いを始める不甲斐ない実弟達💧)、有能なんで100Pくらいで助けちゃいました。居場所も「肌で」感じ取るし、ボロボロの孫策を腕に抱いて💕愛する孫策💕って先生カミングアウトさせちゃってますよ。
その後療養して復活した孫策と周瑜のがっちりハグを魯粛がボーッとみとれているビックリ描写もあります。最後に生き残った二つの勢力で、あぁこういう形に作者は持っていきたかったんだと、やっと気づきました。そこは面白かったです。戦記物IF物に抵抗のない方向けでしょう。