一日一策瑜
朝香祥先生『旋風は江を駆ける』シリーズ
略してかぜ江。
策瑜中興の祖(だと勝手に思っている)
ライトノベルって特に紙質劣化早くて困るわ。
さわやか青春群像。
三国志・呉をコバルト乙女達にも拡げた功労作品。呂範の兄貴が呉のファッションリーダーということも世に知らしめた?
酔った陸遜を膝枕する周瑜という萌シーンも。
龐統が周瑜属下なのも明記したし、ホント偉大。
個人的には、孫策が攻略途中に周瑜を丹陽になぜ還らせたのか、いろいろ考えさせられた。
ケンカ、養生ではないと思う。
先々のことを考えて呉会の豪族と直接刃を交えてない、孫家と各豪族との間の折衝ができる人間を確保しておきたかった。というのが現在の妄想。
↓完結編は涙無くして読めない。孔明が訪ねてくる最期のシーンを描いた同人誌もよかったですよ。