一日一策瑜
諏訪緑先生『時の地平線』文庫版全八巻
ユリイカ2019・6月号三国志特集
の中で絶賛されていたので、昔途中で挫折していたのを再度チャレンジ。
策瑜は1と4巻に少し孫策が出てきます。
顔値は過去最低のじゃが芋顔のモジャひげです。(諏訪先生的美姿顔ですか?)
それでも素朴でまっすぐな孫策で隣にいる周瑜が屈託なく笑う姿を見ると、これも幸せな策瑜像です。
3巻の周瑜から孔明に、
「鎧を進呈いたそう」
の所が好き。
羽扇綸巾は周瑜の元々イメージ衣装だったのに演義に功績だけでなく身ぐるみまで剥がされて…それがいい話になってます。
陸遜絡みの所はちょっと呉の民としては納得いかねーって感じですし、少女漫画の限界(年取らなさすぎ)も感じます。
しかし、すごく熱量をもった素晴らしい作品です。
周瑜が表紙のをわざと紹介。ニヤニヤ。