策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

江森備先生『天の華 地の風』第一巻


一日一策瑜 
江森備先生『天の華 地の風』第一巻


耽美かつ三国志小説の傑作。政治的闘争をしっかり描いてて読んでて胃が痛い。
しかし、周瑜×孔明でしょ?あと魏延×孔明でしょ?と思われると思います。えぇ、もちろんその通りなのです。
一カ所気になってる処があるのです。
黄蓋が苦肉の計を仕掛けている際に周瑜に言い放つセリフ、
「儂は先々代の孫堅将軍のときから、武をもって孫家にお仕えしておる。そのほうのごとき、侍童あがりの青二才とは格がちがおう」
侍童って夜もお世話しちゃうのもあるでしょ。
で、この文脈では仕えた相手が孫堅なのか孫策なのかも?苦肉の計なので、わざと大袈裟に言ってる可能性大ですからね。ゲスの勘繰りでしょうか。孔明と関係をすぐ持てるあたり、ソッチの経験済みなのではないかと思ってしまいます。相手が気になりますね。