策瑜で三国志ブログ

一日一策瑜 再録しました。三国志、主に呉、孫策、周瑜について語ってます。基本妄想。小ネタを提供して策瑜創作してくれる人が増えたらいいな。

2021-03-23から1日間の記事一覧

よちよち漢語 二十四 需要愛先生「思為双飛燕」

「大丈夫が立つ寸土もあらず、寸功もならず、今両手は空っぽ。どうして親友をもてなすことができようか?おまえが来ても、失望するだけだ。おれが立身の地を得るまで待っていろよ、それからおまえに手紙を書くよ」 周瑜は泣くに泣けず笑うに笑えなかった。 …

よちよち漢語 二十三 需要愛先生「思為双飛燕」

九章 摯友 親友 棺を運んで家に帰った時、孫策は孫権を連れて星の浮かぶ夜に入城した。 何人も騒がすこともなかった。 遠くに、孫権は喪服を着たお母さんが家の門の入口で立っているのが見えた。顔には風に吹かれて乾ききった涙跡があり、月光に照らされてい…

よちよち漢語 二十二 需要愛先生「思為双飛燕」

孫権の心の中は瞬間ドキドキが強まった。彼とお父さん、お兄ちゃんは似ておらず、彼らの意気軒昂に天下を睥睨しているのを見るとき、孫権の家の心配、彼ら一族の未来の心配が始まるのだった。 失敗と心配という言葉は現在の孫堅の頭の中に浮かび出ることはな…

よちよち漢語 二十一 需要愛先生「思為双飛燕」

八章 失怙 父を失う 孫権の父に対する心配は陽城から始まった。大軍が陽城を離れて四日後、斥候に出ていた騎兵が戻ってきて報告した。袁紹が兵を出して陽城を奪った、と。 孫堅は大いに驚き、大軍はすでに離れているとは言え、陽城は自分の治所なのに、隙に…